「新鮮な気持ちで新年を迎えられた」 氷点下6.7度の中、さらしにしめ縄姿の男性24人が練り歩く 江戸時代から続く伝統行事の裸参り 岩手・紫波町
IBC岩手放送
5日は寒さが次第に厳しくなるとされる二十四節気の一つ「小寒」です。紫波町で5日朝、伝統の裸参りが行われ、参加した男たちが無病息災を祈願しました。 【写真を見る】「新鮮な気持ちで新年を迎えられた」 氷点下6.7度の中、さらしにしめ縄姿の男性24人が練り歩く 江戸時代から続く伝統行事の裸参り 岩手・紫波町 さらしにしめ縄姿の男たちが鈴を鳴らしながらすり足で練り歩きます。これは紫波町の上平沢地区で江戸時代から続く志和八幡宮の「五元日祭(ごがんにちさい)裸参り」で、無病息災などを祈って毎年1月5日に行われる行事です。 5日朝の最低気温が氷点下6.7度とほぼ平年並みの冷え込みとなる中、29歳から60歳までの男性24人が悪霊を防ぐといわれる口紙をくわえながら、神社の境内を目指しました。 (4回目の参加 川村将郎さん) 「寒かったですけどまた新鮮な気持ちで新しい年を迎えられて良かったなと思います」 参加者は地域の人たちとともに、1年の無事を祈っていました。
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