【MLB】ソクラテス・ブリトーに複数の球団が興味 32歳の外野手 直近3シーズンは韓国球界でプレー
日本時間11月30日、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じたところによると、直近3シーズンを韓国球界で過ごしたソクラテス・ブリトーに対し、多くのメジャー球団が興味を示しているようだ。現在32歳のブリトーは2015年のフューチャーズ・ゲームに出場するなど、ダイヤモンドバックス時代にはプロスペクトとして期待された選手。走攻守三拍子をバランスよく兼ね備え、多くの球団にとって、外野4番手としてうってつけの存在とみられる。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ ドミニカ共和国出身のブリトーは2010年4月にダイヤモンドバックスと契約し、2015年9月にメジャーデビュー。この年は18試合に出場して33打数10安打(打率.303)と結果を残したが、その活躍は長続きしなかった。ダイヤモンドバックスとブルージェイズでメジャー通算99試合に出場したものの、打率.179、5本塁打、OPS.525に終わり、2020年以降はメジャーでの出場なし。ヤンキースのマイナーでプレーした2021年を最後に、韓国球界へと活躍の場を移した。 2022年に韓国プロ野球の起亜タイガースに入団すると、127試合で打率.311、17本塁打、77打点、12盗塁、OPS.848の好成績をマーク。翌2023年も打率.285、20本塁打、96打点、15盗塁、OPS.806としっかり結果を残し、2年連続でオールスター・ゲームに選出された。韓国球界での3年目となった今季はオールスター・ゲームに選ばれなかったものの、140試合で打率.310、26本塁打、97打点、13盗塁、OPS.875とキャリアハイのシーズンに。韓国シリーズ制覇にも貢献した。 こうした韓国球界での活躍もあり、多くのメジャー球団がブリトー獲得に興味を示しているようだが、ブリトー自身が米球界への復帰を望んでいるかどうかは定かではない。チームの主力選手という地位を捨てて、メジャー球団のベンチ要員となることが選手にとって必ずしも幸せとは限らないからだ。ブリトーが米球界への復帰を選択するかどうかは、メジャー球団からのオファー次第だろう。