「第46回 王貞治杯」東京・墨田区で少年野球大会開幕!王会長「少年たちが一生懸命練習してくれて、今も(大会が)続いているって嬉しい」
ソフトバンク・王貞治球団会長の出身地、東京・墨田区で行われる少年野球大会「第46回 王貞治杯」の開会式が2日、隅田公園少年野球場で行われた。主催する墨田区少年野球連盟の佐藤篤会長は、大会開催の趣旨について「名誉区民で世界に羽ばたいた王貞治さんをたたえ、少年野球の振興を図る目的で行う大会」と改めて説明。その上で「王さんは目黒区の名誉区民でもある。優勝チームは目黒区との統一王座決定戦もあるので頑張ってほしい」と挨拶、参加チームを激励した。 開会式には山本亨区長らも出席。連盟顧問を務める松島みどり衆院議員は挨拶のスピーチで王会長と約1か月前に会ったことに触れ、王少年も汗を流した日本で最初の少年野球場での自身の冠大会について「小さい野球場だけれど、少年たちが一生懸命練習してくれて、今も続いているって嬉しいね」と話していたエピソードを紹介した。 大会には、低学年の部に13チーム、学童の部14チーム、少年の部の5チームの計32チームが参加。8月25日までの予定で土・日、祝日に試合を行う。選手宣誓では参加チーム代表のチーム主将が「昔に比べて野球をする人が減っていますが、野球ができることに感謝して、まだ野球を知らない人に野球は楽しくてカッコいいスポーツであることを伝えたい。墨田区から野球を盛り上げたい」とスピーチした。
報知新聞社