【小保方氏会見速報(8)】理研に「裏切られたという気持ちは持つべきではない」
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが9日午後、大阪市内のホテルで会見。主な質疑応答は以下のとおり。 【アーカイブ動画】STAP細胞問題で小保方氏が記者会見
記者「論文不正を認定され、どのようにすごされた。体調の変化は?」 小保方さん「体調の変化は、そうですね。うーん、絶不調でした。メディアの皆様もお仕事なので仕方ないかもですが、家の周りに人がたくさんいて外出もままならず体調も非常に悪かったので家にいることが多かったです」 記者「第三者が再現実験に成功するとおもうか」 小保方さん「必ず第三者が再現実験に成功してくださると思う。そのためには、細かなコツをすべてクリアできれれば、必ず再現できると思う。コツについてはこのような状態で研究室にもいけていないが、細かな形で私も参加できれば」 記者「200回確認したが、どういった方たちがご覧になった? また理研の先輩方に正してくれる助言はなかったのか?」 小保方さん「周囲の方々は実験をみて細胞も、けっこうみておられます。今回の件が防げたかどうかは、私が自分のことをもっと謙虚に受け止めて確認を頼んでいたら」 記者「研究者同士、先輩からこう正した方がいいとか、アドバイスや改善の余地はなかったのか?」 小保方さん「うーん、そうですね。それも難しい質問なんですけれども,少なくとも、少なくともですが。すみませんちょっと、改善する余地があったかどうかわからないです」 記者「詳細なプロトコールを発表する気は?」 小保方さん「発表したかったがネイチャーへの訂正原稿の用意や私の体調面。外出がままならない状況があって今日まで間に合わなかった」 記者「理化学研究所に対して裏切られたという気持ちが少しでもあるのかないのか?」 小保方さん「そのような気持ちは持つべきではないと思っております」