【衆院選】市議「党本部は許さんぞ」福岡9区への“くら替え”を断念 党公認を得られず 公示目前の事態に地元の反応は
「不戦敗」に…不満は残る
■森洸アナウンサー 「児玉記者から最新情報を中継で伝えてもらいます。」 ■児玉記者 はい。選挙対策会議は、さきほど午後4時前に終わりました。涙ぐみながら出馬断念を表明した大家氏ですが、会議後に開いた記者会見で「自民党を信じて、一人でも多くの懐に飛び込もうと思って活動してきた」と話した上で、自民党本部から公認を得られず「政治家として努力が足りなかった」と悔しさをにじませていました。 ■松井礼明アナウンサー 「公示4日前での出馬断念となったわけですが、地元の反応はいかがでしょうか。」 ■児玉記者 福岡9区で支部長代行を務める県議会議員は「地元の不満はあるだろう」と話しました。大家氏自身も、支持者から無所属でも選挙を戦うべきとの「主戦論」の意見もあったと明らかにしました。 大家氏のくら替えが認められず、自民党の福岡9区としては候補者がいなくなるわけですから「不戦敗」という形になります。 大家氏の公認を党本部に求めてきた福岡県連は常々、「不戦敗は避けなければならない」と話していましたので、不満は残ると言わざるを得ません。以上、中継でお伝えしました。