明石家さんま、フジの新人いじり騒動に私見 “オフ”動画アップに疑問も「面白いと思ったのか」
さんまは4月の番組で「入社15年目?」などとコメント
タレントの明石家さんまが2日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。フジテレビ新人の上垣皓太朗アナウンサーに対する先輩アナからのいじり動画が炎上していることに触れた。 【写真】新人らしからぬ“貫禄”が話題のフジ上垣皓太朗アナ 動画のアナ同士のやりとりと比較し、4月に放送されたフジ『FNS明石家さんまの推しアナGP』での上垣アナに対するさんまのいじりのうまさが注目されているというリスナーからのメールが紹介された。当時、さんまは落ち着きのある上垣アナに「入社15年目?」とツッコミ。ほかの芸人から「自分のアシスタントにしたい?」と聞かれると、すぐに上垣アナに「お前、来週火曜日空いてる?」と聞くなどして盛り上げていた。 さんまは「言葉っていうのはものすごい危険なこともあり、武器だという人もいるぐらいやから。でも、人を喜ばしたり、涙流さしたりするのも言葉やしな。この言葉をどう使うかって、我々は笑いの方に、できれば品良く笑わせるのが一番いいから気をつけてるけどね、言葉のチョイスは」とコメント。 「いまコンプライアンスの時代やから、言葉選びは邪魔くさいな。邪魔くさいというか……。昔、こういうときはこうつっこんでたけど、このご時世、あかんなと思うので。(そのフレーズを)言うたところでオンエアないからね。カットされるし。ホントは“世間にたたかれてもこの言葉は言いたい”と思うことも多々あんねんけど」と告白した。 原因はフジ『めざましどようび』のCM中のやりとりを番組公式YouTubeが7月にアップした動画。さんまは「オンエアじゃないのか」と驚き、「何でそんなもんあげてんやろうな」と不思議がった。村上ショージが「このご時世、わかりそうなもんやのにな」と言うと、さんまも「テレビ局があげてんねやったら、わかりそうなもんやのにな」と同調した。 さんまは「へえ、それはかわいそうやな。オフ(時間)やろう?」というと、「面白いと思ったのか。あのベテランに見えるアナウンサー(上垣アナ)をフジテレビさんが売り出そうとしたのかな。もっと、もっとね」と2つのパターンを予想。その後も「ああ、これオンエアじゃないの、これ。それはすごい」と放送外の時間だったことに引っかかっている様子だった。
ENCOUNT編集部