【連載12年!】彼女に12年送り続けた『漫画年賀状』が話題、「ゴリせんの作者だったとは!」「自分もほしい」の声【作者に聞く】
先日、日本郵便による発表で2024年の元日に全国で配達される年賀状が7億4300万枚で、ピークだった1993年元日の27億5500万通と比べ3割以下に減少していることが判明、その下落ぶりが話題となった。 【漫画】連載12年!「漫画年賀状」を全部読む 年賀状文化が希薄となるなか、ウォーカープラスではある漫画家の12年におよぶ「漫画年賀状」に着目。この年賀状を描いたのは、“死亡フラグクラッシャー”を主役にすえた漫画『ゴリせん ~パニックもので真っ先に死ぬタイプの体育教師』で人気の漫画家・酒井大輔(@sakai0129)さん。干支を題材にした漫画年賀状を12年(令和2年に完結)にわたって送り続けた理由について、その経緯を聞いてみた。 ■12年をかけた大団円!そのきっかけは 12年にわたって送り続け、令和2年に完結した漫画年賀状をはじめたきっかけについて聞くと、「当時、彼女(今の妻)に『漫画を描いている』ということをカミングアウトして、『こんな感じに漫画を描いています』的なことを伝える意味合いだった気がします」と振り返った酒井さん。 漫画年賀状を見た彼女の反応について、「『家族に見られると恥ずかしいから封筒に入れて送って』と言われました(笑)」と笑顔で語った。 ストーリーや結末については、当時ネットでネタになっていた仮面ライダーの漫画のパロディとのこと。結末はあえて“打ち切り漫画”みたいな感じにしようと思ったのだとか。 ちなみに、人からもらった年賀状で印象的なものを聞くと、「子どもの頃に漫画家の塀内夏子先生にファンレターを描いたら年賀状が届いたことがありました。忙しいのに凄いなと本当に頭が下がる思いです」と漫画家ならではのエピソードを教えてくれた。 取材協力:酒井大輔さん(@sakai0129)