ゼレンスキー氏、訪米へ 侵攻後3度目、支援継続直訴
【キーウ共同】ウクライナ大統領府は10日、ゼレンスキー大統領が11日に訪米すると発表した。昨年2月のロシアによる侵攻後、3度目の訪米で、12日にはバイデン大統領と会談。米議会では野党共和党がウクライナ支援に消極的な姿勢を示しており、ゼレンスキー氏は支援継続を直訴する。 ウクライナ大統領府の発表によると、防衛支援の継続や武器、防空システムの共同生産が米国側との主要な協議テーマとなる。「欧米、世界のウクライナ支援の結束を守り、国際秩序を強化することに注力する」と説明した。 ゼレンスキー氏は9月にも訪米し「支援を得られなければ戦争に負ける」と訴えた。