連勝の古性優作が窓場千加頼の成長ぶり称賛「近畿勢に厚みが出てきた。こんなに頼もしいことはない」/G1高松宮記念杯競輪
岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(G1)」は12日、2日目を迎えた。10レースの西日本一次予選②を走り終えた古性優作(33歳・大阪=100期)に話を聞いた。 レースは、島川将貴が押さえて嘉永泰斗が叩くと、ホームで窓場千加頼ー古性優作ー神田紘輔の近畿100期トリオがカマシに出る。3番手の神田は遅れて連結を外すが、最後は古性が差し切って窓場とワンツー。 連勝の古性は「隙のなかったレースだと思うし、安心して付いていくことができた」と窓場を称賛。 今開催初日に窓場が抱く古性への想いを原稿にしたが、窓場の成長ぶりを古性はどう見ているのか。
「年始めの段階では近畿の若手キーマンに寺崎を指名したけど、更に千加頼まで進化してきた。こんなに頼もしいことはないですね。千加頼自身、今年の始めは自信がなかったように見えたし、信頼性に欠けるかなと。でも、ウィナーズカップの前あたりぐらいから一皮も二皮もむけたと思う。寺崎や千加頼が成長して、今大会、近畿勢としても厚みが出てきたなと」 窓場自身も走るごとに自信が増しているように感じる。 「次走に向けて? 最終日、どうやって古性さんを振り切るか考えます(笑)」と“絶口調”で笑いを誘った。(アオケイ・八角記者)