コスプレしながらヒルクライム!?自転車声優・野島裕史 実はハードな「キャラクターヒルクライム」を振り返る
声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。10月29日(日)の放送は、野島裕史が参加した「キャラクターヒルクライム2023」を振り返りました。
◆コスプレをして山登り!
野島:10月1日(日)に開催された「キャラクターヒルクライム2023」。今年で僕は3回目の出場になります。これは「箱根ヒルクライム」に付随しておこなわれているヒルクライムレースで、いわゆる“コスプレ”をしてヒルクライムをするというなんとも変わったレースになっています。 いろいろなコスプレをして走るのはいいんですけど、普通のヒルクライムよりハードだなと思うのは、かぶりものだったり、サイクルジャージではなくコートのようなものを着ている人だったり、さらには甲羅のようなものをつけていたり、段ボールを着ていたりすること(笑)。 本当にいろいろな人がいて、明らかに動きにくい、登りにくい格好でのヒルクライムなのでハードではあるんですが、こういったものに出る人たちはさすがでして、ただただコスプレをしたいだけじゃなく、自転車ガチ勢も結構参加しているので厳しい格好をしていても速く登っていく人が多いです。 そんななか、僕は毎年、(声優として)声を担当している「弱虫ペダル」の“石垣光太郎”くんが来ている京都伏見高校のユニフォーム姿で参加しているわけですが、これは若干ズルいんですよね。普通にサイクルジャージですから(笑)。非常に登りやすい格好で登っているわけですが、「声が本物だぞ!」ということでコスプレのクオリティを上げているつもりです(苦笑)。 そして、自転車チーム「VOICYCLE(ボイシクル)」のメンバーで、同じく「弱虫ペダル」で“田所迅”役の伊藤健太郎くん(愛称:イトケン)も毎年一緒に出ているのですが、残念ながら今年はケガのため棄権。今年はそんなイトケンの代わりに当番組のプロデューサー、小西プロデューサーが初参加したんですが……まぁ驚きました。 (小西プロデューサーは)「なんのコスプレをするんだろう?」「番組の取材ということにかこつけてコスプレをしないで出るのかな?」と思っていたら、なんと「ドラゴンボールZ」の“フリーザ”のガチコスプレ。全身タイツをはき、顔は白塗り。そして、身長並みの長さの尻尾をつけて参加してきたんですね。フリーザ姿でヘルメットを装着し、なぜかteam sky(チーム・スカイ)のグローブをして参加していた小西プロデューサーには本当にビックリしました(笑)。