「SNSとAI活用」 石丸・前安芸高田市長が政策発表 都知事選
東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明している前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)は17日、都内で記者会見し、選挙戦に向けた政策を発表した。ネット交流サービス(SNS)と人工知能(AI)を活用して世論を集約し、政策に反映させるとしている。 【写真】歴代の東京都知事 「東京を動かそう」と銘打った基本政策は、政治再建▽都市開発▽産業創出――の3点。最も重点を置くのは「政治再建」で、情報公開の徹底で都政の透明化を図り、SNSで都民の意見を募って集約。利権政治からの脱却を図るとしている。 石丸氏は会見で「政治が三流なら経済も三流になる。急ぎ解決する必要がある。1期4年でやり遂げる」と述べ、東京一極集中の問題についても「東京の過密を解消する」とした。 都知事選には現職の小池百合子知事(71)、参院議員の蓮舫氏(56)など50人以上が立候補を表明している。【米江貴史】