試合後コメント

■木崎拓也監督（北海道コンサドーレ札幌U-12RED） 子どもたちが一生懸命やった結果が優勝という形になり、全国決勝大会に繋がってよかったと思います。FC DENOVA 札幌は大会を通じて常に逆転勝ちをしてきたチームだったので、1点入ってもゲームがどう転がるか分からず、拮抗したゲームになり、うちの選手たちもそのプレッシャーから少しちぐはぐした部分がありました。このまま全国決勝大会に行っても結果は見えているので、さらに成長する必要がありますが、全国から集まるチームに自分たちがどれだけ通用するかを楽しみに参加したいと思います。 ■井口洋輝（北海道コンサドーレ札幌U-12RED） FC DENOVA 札幌とは普段から対戦する機会が多く、以前は勝てていた感じでしたが、今日は手ごわかったというか、強くなっていたので苦戦しました。自分のシュートが入ってチームに勢いを付けられたので良かったです。ロングパスを通して得点に繋げたり、ゴール前に入って行って自分でシュートを打ったりするのは普段からやっています。先制点は完璧でしたし、2点目のアシストもきれいに決まりました。北海道から全国決勝大会に出て優勝したチームがないので、僕たちが初優勝して歴史を作りたいです。 ■裵閏徳監督（FC DENOVA 札幌） 相手のほうが力があるのは分かっていたので、どれだけ粘ってチャンスを作れるかなということで臨みました。粘りは見せられたんですが、チャンスはあまり作れなかったですね。全試合で先制されていたので、1点取られても頑張れると思っていました。実際に第2ピリオドは頑張ってくれて、第3ピリオドも0-1のままでいけばチャンスを作れるかもしれないと思っていましたが、力が及びませんでした。技術や判断の部分など課題がたくさん見えたので、今後のトレーニングで改善させていきたいですし、今後に向けていい大会だったと思います。 取材・文＝池田敏明