厚狭駅にXマスイルミ点灯 人前結婚式、華やかに【山陽小野田】
JR厚狭駅の在来線口と新幹線口で、クリスマスイルミネーションの点灯が始まり、15万個のLED(発光ダイオード)電球がきらびやかに駅周辺を彩っている。期間は来年2月14日までで、点灯時間は午後5時~午前0時。厚狭駅前イルミネーションプロジェクト実行委員会(河村泰弘委員長)主催。 2010年の豪雨災害からの復興を目指す中で、「地球の未来に夢と希望を」と山陽商工会議所青年部OBが実行委を立ち上げ、12年から続けている。 在来線口では寝太郎像が立つロータリー広場、駅舎、駅前商店街の街灯に飾り、今年は電球を1万個増やして駅舎にスクリーンを設置。新幹線口では山陽小野田市のマスコットキャラクター「ねたろう君」が千石船に乗った様子を表現した。 11月30日の点灯式では、河村委員長が「今年でこのプロジェクトも13年目。地域の活性化へ今後も協力を」とあいさつ。恒例となっている人前結婚式で、宇部市の堀池昇生さん(25)、陽菜さん(25)夫妻が親族や友人、来場者ら50人以上に見守られながら共に支え合っていくことを誓った。 二人は船木小、楠中の同級生で昨年1月に婚姻届を出した。指輪の交換や結婚証明書へのサイン、昨年誕生したまな娘と誓いのキスをした後、夫婦そろって点灯ボタンを押すと、イルミネーションが一斉に輝きだした。温かな光と笑顔に見守られながらウエディングケーキへの入刀もあった。