【陸上】ドーハ世界選手権マラソン7位の谷本観月が第一線退く 都道府県女子駅伝で区間賞に輝き有終の美飾る
2019年ドーハ世界選手権女子マラソン7位の谷本観月(天満屋)が第一線を退き、1月末に天満屋女子陸上部を退部することが、同15日わかった。 パリ五輪代表・鈴木優花は7人抜き!中高生の走りに「気持ちの面で刺激」/都道府県女子駅伝 谷本は岡山県出身の29歳。琴浦中から広島・鈴峯女高(現・広島修道大ひろしま協創高)を経て、2013年に天満屋に入社した。 18年3月の名古屋ウィメンズマラソンで初マラソン。同年8月の北海道マラソンで3位に入ると、19年3月の名古屋ウィメンズでは2時間25分28秒(11位)の自己新をマークした。同年9月中旬に開催された東京五輪マラソン代表選考レース(MGC)の出場権を得たものの、MGCを辞退して、9月下旬のドーハ世界選手権に出場。同大会のマラソン代表では男女通じてただ1人、入賞を果たした。 22年1月の大阪国際女子マラソンでは自己ベストを更新する2時間23分11秒で4位に入り、パリ五輪代表選考レースのMGC出場権を獲得。昨年10月のMGCは2時間26分40秒で6位だった。 そのあと、11月下旬の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では1区7位の成績を残し、チームの4年ぶり入賞となる7位に貢献。全国都道府県対抗女子駅伝では岡山の6区を務めて区間賞に輝き、有終の美を飾った。 自己ベストは5000m15分46秒40(14年)、10000m32分18秒44(16年)、ハーフマラソン1時間11分02秒(18年)、マラソン2時間23分11秒(22年)。
月陸編集部