十両白熊 鮮血ベッタリの奮闘に「赤熊ですね」粘り及ばず2連敗
「大相撲夏場所・2日目」(13日、両国国技館) 十両白熊(二所ノ関)が流血の奮闘むなしく2連敗を喫した。輝(高田川)に浅いもろ差しを許し、懸命の粘りも及ばず寄り切られた。途中で相手の頭が顔に入り、かなりの鼻血が噴出。鼻から口にかけて真っ赤に染まり、輝の右肩付近にもべったりと血がついた。 【写真】顔面に“頭突き”を受け飛び散る鮮血 ただ、支度部屋の風呂から上がると血が止まり「結構痛いですね。そんなに血は出ていないと思った。目が悪くて全然見えなかった。頑丈に生んでもらってありがたい」と苦笑い。「赤熊ですね」とジョークを飛ばしつつ「明日頑張ります。まず負け越さないようにしないと。稽古します」と巻き返しを期した。