【中日】今季まで選手会長務めた柳裕也、2年間振り返り「環境面では仕事できた」 新会長の藤嶋健人へ「藤嶋らしく」とエール
中日選手会は27日、愛知県内のゴルフ場でプレーした後、同県内の宿泊施設で総会を開き、藤嶋健人投手(26)が新たに選手会長に就任することを承認した。新選手会長は既に球団に複数の提案をしていることを明かし、選手と球団のつなぎ役として奔走する決意を示した。また、総会では清水と石橋が副会長を務め、村松、田中、松山の3人が新たに役員に加わることも承認した。 ◇ ◇ ◇ 今季まで務めた選手会長の役職を後進に譲った形の柳は「実際にやってみて歴代の先輩たちが経験してきた大変さがよく分かった。簡単な仕事ではない。手伝えることがあれば手伝いたいし、新選手会長の藤嶋には藤嶋らしく頑張ってほしい」とエールを送った。 2022年オフにDeNAにトレードで移籍した京田から役職を引き継いだ。球界にOBが多い横浜高(神奈川)、明大出身の右腕は他球団の選手とコミュニケーションを取って、多くの情報を収集。球団に交渉してナイター後に食事提供することなどを実現させた。 「球団とたくさん話す機会もありましたし、チームがよくなるようにやってきた。自分が会長の期間にいい成績を出せなかったのは残念ですが、環境面では少しは仕事ができたとは思います」と2年間を振り返った。
中日スポーツ