「表彰式の背後で…」 様子を見守るサラブレッドに爆笑 まさかの光景に「彼氏の風格」の声
表彰式の様子を収めた1枚の写真。誇らしげに賞状を受け取る人の背後には、まさかの光景が広がっていました。X(ツイッター)でその様子が公開されると、多くの人が注目。投稿した成蹊大学体育会馬術部(@seikeiuma)の担当者さんに、詳しいお話を聞きました。 【写真】「表彰式の背後で…」 元競走馬が見せた表情に爆笑 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
表彰式で気持ち良さそうな表情の馬が話題に
「表彰式の背後で……!!」 そんなコメントとともに投稿された1枚の写真。そこには、ネイビーのジャケットに白いパンツ、黒のロングブーツという、乗馬服に身を包んだ女性が。賞状を受け取る姿からは、緊張感が漂っています。 その後ろには、馬房から顔を覗かせる芦毛の馬が1頭。馬房の柱に耳の裏をこすりつけながら、リラックスしているようです。ただ、表彰式も気になる様子。「何をやっているの?」と言わんばかりに、小首をかしげています。 表彰式の厳かな雰囲気と、ポカンとした表情を浮かべる馬の対比がなんともいえない一枚に、7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「小首かしげてきょとん顔の芦毛ちゃんかわいいですね」「『あの子私が育てたのよ』的な目で見つめてる」「『ほーん、そんでその表彰は誰のおかげ?』とか思ってそう」「彼氏の風格」など、さまざまな声が上がっています。
祖父はディープインパクトの元競走馬
話題の一枚に写っていたのは、牡馬で10歳の「アレンデール号」です。日本中央競馬会(JRA)において「ゲンパチケンシン」の名前で活躍していた元競走馬。なんと、祖父はディープインパクトというサラブレッドです。 今は競馬を引退して、馬場馬術や障害馬術で活躍。写真を投稿した成蹊大学馬術部の担当者さんによると、「人懐っこい性格で部員たちの人気者です」とのこと。 写真が撮影された日、部員たちは武蔵野市民大会という交流試合に参加。その表彰式が行われている最中、アレンデール号が様子をうかがうように馬房から顔を覗かせたそうです。表彰されていた部員たちは、アレンデール号のお茶目な行動にまったく気づかなかったといいます。