『#津南町最高かよ』と伝え続ける「本物の良さ」移住コーディネーター・照井麻美さん 新潟県津南町
【照井麻美さん】 「尾池さんは『いいところがあるのに』を気づいてくれる」 【尾池美佐子さん】 「感じないんだね、ここで生まれ育った人は。それがもったいない…」 「津南のいいところに気づいてもらって」 「まずは来てもらうということですよね」 ある日、首都圏から津南町に旅行者がやってきました。 反里集落で働きながら旅をする企画『おてつたび』に応募した人たちです。 この機会に津南町ファンになってもらおうと、“津南町移住コーディネーター”の照井麻美さんは特別なプランを考えていました。 「暮らしを体験するところもプログラムの中に盛り込んでいて、田舎暮らしについてみなさんに知ってもらおうと…」 知ってもらいたいのは“ありのままの”田舎。 集落の見学や交流会を通じて、地域での営みを体感してもらいます。 【参加者の声】 「枝豆のさやもぎは初めて。楽しい、いっぱい採れた!」 【照井麻美さん】 「住んでいる人のリアルを追求していくと、地味なこともあるし、華やかじゃないところもあるけど、その中にも楽しみっていっぱいあるよね、と」 「本物の良さに気づいてほしい」 集落の人との夕飯では旬の“ごちそう”がふるまわれ、雪国の暮らしについての話で盛り上がりました。 【集落の人】 「雪がいっぱい降ると“道踏み当番”みたいなのがあって、いろんなところの水路をみる当番がある。みんなが出勤する前に行って都合をみたり…」 【津南町移住コーディネーター 照井麻美さん】 「困ったことがあったらお隣さんが助けてくれて、お隣さんに世話になったから、私もなにかしてあげたい気持ちにと、…」 「自然とそうなる、“人と人とのやさしさが”残っている、その文化を残したい」 地域が育んできた『人と人とのつながり』という集落文化を守りたいと、照井さんは考えています。 【体験ツアー 参加者の声】 「いればいるほど愛着がわいてきます。みんな優しい」 【照井麻美さん】 「それを感じてくれてうれしい…」
『津南町愛』にあふれる照井麻美さんは、一人でも多くの人に地域を訪れてもらおうと、津南での“最高な暮らし”を「#津南町最高かよ」で発信し続けます。
新潟放送