陛下と雅子さま 夫婦円満“リンクコーデ”5選|STORY
仲のよさで知られる、天皇ご一家。その仲のよさは、ご夫婦で公務にお出ましになられる時の、色をリンクした着こなしからも垣間見られます。令和になってからは、ほぼ毎回天皇陛下のネクタイの色と雅子さまのワンピースやジャケットの色などお二人の着こなしのリンクが見られ、令和の天皇皇后ご夫妻の象徴のよう。愛子さまがいらっしゃる時は、3人でリンクされることもあり、ご夫婦、ご家族で話し合われ決められているのが感じられます。今回は、STORY世代も参考になる、さりげないご夫妻のリンクコーディネートを紹介します。 【写真あり】ゴージャスさもエレガントさも…雅子さま麗しのドレスコーデ集
主張の少ない色の場合は、リンクする部分を多めに
2024年1月、正倉院の宝物を紹介する展覧会へ。(C)JMPA ベージュ地のドット柄のネクタイを選ばれた天皇陛下と、同じくベージュのパンツスーツに、ベージュのボタニカル柄のストールを選ばれワントーンスタイルでまとめられた雅子さま。主張の少ない色だからこそ、リンクカラーが多めでもこなれ感があります。テーラードジャケットのパンツスーツにストールを添えられたコーデは、雅子さまの代名詞とも言える着こなし。ストールやスカーフといった巻き物は、ご成婚前から様々な結び方を披露されるほど愛用されており、巻き方などを変え、着こなしにメリハリと彩りを足されています。
色はご訪問先とリンクされることも
2023年12月、皇宮警察武道大会へ。(C) JMPA 天皇陛下がモスグリーンのネクタイをされ、雅子さまは、モスグリーンのセットアップの着こなしでお出ましに。武道大会がおこなわれた済寧館は、緑の屋根が目を引く皇居内に位置する道場。緑をキーカラーに選ばれたのは、開催される場所を意識されたのかもしれません。雅子さまのセットアップは襟やボタンなどのアレンジを加えながら結婚間もない頃から長くお召しになられているもの。今回は、パールの2連のネックレスに胸元にはブローチをあしらわれ、小物は黒でまとめたシックな着こなしに。緑が引き立ち、天皇陛下とのカラーリンクがより印象的に見えます。雅子さまが小物などで雰囲気を変え着回される時、天皇陛下もネクタイの色やデザインを少し変えていることが多く、印象的です。