ドジャース・大谷翔平 (撮影・水島啓輔)

ワールドシリーズ第5戦（ヤンキース―ドジャース、30日、ニューヨーク）米大リーグのワールドシリーズ（WS＝7回戦制）はヤンキースタジアムで第5戦が行われ、3勝1敗とするドジャースは大谷翔平投手（30）は「1番・DH」で出場。6―6の八回1死一、三塁で迎えた第5打席は初球のファウルで捕手のミットにスイングしたバットが当たり打撃妨害で出塁した。5―6の八回はE・ヘルナンデス、エドマンが連続安打を放つと、続くスミスは四球。無死満塁でラックスが中犠飛を放ち同点。大谷の出塁で1死満塁となり、ベッツが勝ち越しの中犠飛を放った。 【写真】「あり得ない…」ベッツが捕球後、両腕をつかみグラブからボールをかき出すヤンキースファン 一回は、ヤンキースのエースでサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）右腕のコールが投じた初球95・6マイル（約153・8キロ）の直球に差し込まれ中飛。二回は左飛に倒れ、0―5の五回1死満塁で迎えた第3打席は空振り三振に倒れた。5―6の七回は先頭で迎えたが遊ゴロに倒れ出塁できなかった。 ドジャースは0―5の五回に2死満塁からベッツが一塁への内野安打を放ち1点を返すと、フリーマンが中前へ2点打。さらに2死一、三塁からT・ヘルナンデスが左中間へ2点二塁打を放ち、一挙5得点。同点に追いついた。しかし六回に1死一、三塁からスタントンの中犠飛で勝ち越しを許した。