【阪神】タイトル獲得・桐敷投手の活躍に「すごくいい経験になったと思う」ドラフト指名時の監督・矢野氏が評価 土曜日からCS...短期決戦では投手と捕手の“試合前の準備”が大事
―――甲子園でできるというのは、阪神にとってはメリットでしょうか? 「めちゃくちゃ有利じゃないですかね。ホームなんでね、これは大きいですね」 ―――気になる先発ピッチャーですが、今の先発予想は初戦が才木浩人投手、そして2試合目が高橋遥人投手、3戦目が大竹耕太郎投手ではないか、ということですが、矢野さんはどう思いますか? 「高橋はどうしても間をどこか空けないとだめなので、ファーストだけじゃなくて、ファイナルステージや日本シリーズを考えると、早めに投げさせておけば、次の手が打ちやすい。カードがちょっと増えるかなと。そういうところでは高橋が先いっている方がいいなと思うのと、逆に才木はちょっと無理してくれる。中4日でも全然行くよっていうような形になってくれると思うんで。順番的にはもしかしたら高橋からがいいのかなと、個人的には思っています」
期待される前川選手の良さは「泥臭いプレーや粘り強さ」
―――そして、MBSが注目するバッターは、桐敷投手と同期の3年目、智弁学園からドラフト4位で阪神に入団した前川右京選手です。 「(監督時代に)球団の上の方と『前川がほしい』ってずっと言っていた。バッティングが特にすばらしいですね。泥臭いプレーとか、粘り強いとか、そこが前川のいいところだと思います」 ―――シーズンの最初の方は、守備がしっかりしてきたら定着するんじゃないかと言われていましたが、振り返っていかがでしょうか? 「守備はもっと頑張ってほしいな。でも良くはなっていますよ」 ―――3年目になってどんどん成長している感じはありますか? 「やっぱり試合に出続けられている、それがいい経験になっているんでしょうね。ファンの声で『金本(知憲氏)みたい』ってありましたけど、金本は骨折してもヒットを打ってましたからね。なんかそういう選手になれる素材だなって僕も思うんですよ。魅力的ですね」 (2024年10月7日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)