「ケアは社会を支える不可欠な営み」 家族などの介護を日常的に担う「ケアラー支援条例」可決 京都市議会
関西テレビ
京都市議会では6日、全会一致で、家族などの介護を日常的に担う「ケアラー」の支援条例が可決されました。 ケアラーをめぐっては、支援する法制度がなく、市議会では、専門のプロジェクトチームが、当事者などへのヒアリングを重ねてきました。 条例では、「ケア」は社会を支える不可欠な営みである一方、「当然に家族が担うべきとの認識が根強く残っている」と指摘。 ケアラーへの支援を社会全体で行っていくとした上で、支援のために予算をつけるなどの、必要な財政上の措置を講ずるとしています。 【京都ケアラーネット・津止正敏共同代表】「ケアを必要とする方も、ケアを担っている人も、共に社会的な支援の枠組みを作っていく、ケアラー支援条例がその一歩になれば」 条例は、11月11日の「介護の日」に施行されます。
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