孫が小学校に入学します。ランドセルはあげたのですが、お祝い金もあげるものなのでしょうか?
ランドセルとお祝い金は両方あげるもの?
ランドセルをすでにあげている場合は、無理をしてお祝い金をあげる必要はありません。紹介したように、ランドセルの価格相場は7~8万円と決して安くはなく、一般的な入学祝いの予算相場も大幅に超えているためです。ただ、家計に余裕がある場合や、孫へお金を使う機会がほかにあまりない場合は、ランドセルをあげたうえでお祝い金をあげるのもよいでしょう。 お祝い金をいくらにするのかを判断するのは容易ではありませんが、小学校への入学は孫本人にとっては一生に一度の大きなイベントです。祖父母と孫という関係性であれば、やはり3~5万円程度は検討したいところです。 ただ、すでにランドセルをあげている場合は、1~2万円程度でも問題ないでしょう。それでもランドセルとあわせると4~7万円程度となるため、お祝いとしては十分な金額です。
家計なども整理しながら判断しよう
孫の小学校入学時には、お祝いをしたいと思うのは祖父母としては当然です。しかし、祖父母にも生活があります。家計も整理しながら、余裕がある場合にはランドセルとともにお祝い金をあげてもよいでしょう。 ちなみに、総務省統計局実施の令和5年の「家計調査」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯の毎月の赤字額は約3万8000円となっています。貯蓄がなければ生活が楽とはいえない状況です。そのなかでランドセルとお祝い金の両方をあげるのは容易ではありません。今後の生活も考慮したうえでの判断も求められます。
生活や貯蓄に余裕があればランドセルとお祝い金の両方をあげよう
小学校に入学する子どもへのお祝いとしては、やはり現金や図書カードなどが人気となっています。ランドセルは現金などと比較すると人気こそ高くないものの、高価格帯のものも多々あるため孫への入学祝いとしては喜ばれるケースが多いでしょう。 すでにランドセルをあげている場合、現金もあげると合計で10万円程度になりかねません。家計を圧迫しないようであれば問題ありませんが、無理して渡す必要もないでしょう。 出典 株式会社MayLight 2025年度版 ランドセルの通知表 喜ばれるプレゼントは?小学校入学祝いのおすすめ品とマナー 総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2023年(令和5年)平均結果の概要 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部