孫が小学校に入学します。ランドセルはあげたのですが、お祝い金もあげるものなのでしょうか?
結婚をして子どもができ、その子どもが成長して結婚をすると、孫ができることがあります。孫ができると直接的な教育費などはかからないものの、お正月などの節目やイベント時にはお金を使うケースがたびたび出てくるでしょう。とりわけ、小学校に入学するタイミングは、お祝いをしないわけにはいきません。 そこで本記事では、孫の小学校入学時にランドセルをあげた場合、さらにお祝い金もあげたほうがよいのかを考えてみます。
小学校入学時には何をあげる?
ランドセルの情報発信サイト「ランドセルの通知表」を運営する株式会社MayLight(東京都新宿区)が実施したアンケート調査(公表日:2024年1月29日、調査対象:プレゼントを贈ったことがある方300名)から、孫の小学校入学時のお祝いについてみてみます。 同調査結果によると、入学祝いで喜ばれるプレゼントとして、男女ともにもっとも人気が高かったのは「現金」でした。男の子では32%、女の子では30%となっています。現金についで人気が高かったのは「図書券・図書カード」で男女ともに29%でした。 男の子のアンケート結果では「ランドセル」が6%と、少数ながら選ばれています。しかし、女の子に関しては「その他」の20%のなかに含まれている可能性はあるものの、選ばれていません。ランドセルは5万円を超えるものも多く、7~8万円程度が相場とみられます。決して安いものではありませんが、入学祝いとしては現金などの方が多いという結果となりました。 ただ、このアンケート結果は、親戚や知り合いの子どもが入学する場合など、さまざまな関係性を含めたものとみられます。孫へのプレゼントであれば、高価格帯のランドセルは需要が高いでしょう。そのうえでお祝い金も渡せば、多くの子どもや孫にさらに喜ばれることはほぼ間違いありません。 ■入学祝いの予算相場 同アンケート調査によると、入学祝いの予算のボリュームゾーンは34%で「3001円~5000円」でした。それに、26%の「5001円~1万円」、23%の「3000円以内」がつづきます。祖父母が孫に入学祝いとして何かをあげる際には、この相場よりも高くなるケースが少なくありません。 入学祝いの予算を「3万1円~5万円」としている人も5%いますが、祖父母が孫の入学祝いとしてあげる際の予算相場は3000円~1万円程度といえるでしょう。