【速報】資生堂 24年12月期は1%増益にとどまる見通し 構造改革で損失計上
資生堂は2024年12月期の純利益が前期比1%増の220億円になりそうだと発表しました。23年12月期は稼ぎ頭の中国事業の低迷で苦戦し、大幅な減益となりましたが、24年12月期には構造改革費用として300億円の損失計上を見込み、事業の構造の見直しを進めます。 売上高は3%増の1兆円の見通しです。1株あたりの年間配当予想は前期と同じ60円としました。 合わせて発表した23年12月期の売上高は前の期に比べて9%減の9730億円、純利益は36%減の217億円でした。中国で福島原発の処理水放出後に日本製品の買い控えなどが起きたことが響きました。