OSK日本歌劇団トップ・楊琳が大阪公演でサヨナラショー 「OSKに入ると、みんないい子になる」の意味とは…
OSK日本歌劇団公演「レビュー 春のおどり」が14日の大阪松竹座での千秋楽を迎え、8月11日付で退団するトップスター・楊琳(やん・りん)と娘役トップスター・舞美(まいみ)りらのサヨナラショーが行われた。2021年にトップスターに就任した際のお披露目公演「STARt」のデュエットダンス「僧侶と紫陽花」などを披露した。 楊は「舞台を終えてみるとやはり『ありがとう』という感謝の一言に尽きます。私の初舞台(07年)は大貴誠さんの退団公演。その際に仰った『OSKに入ると、みんないい子になる』という言葉が印象深くも、当時はその理由が分からなかったのですが、自分がトップに就任した際に『感謝を知る人になるから』だと気づきました。これからも感謝を忘れずに生きていきたい」と話した。 舞美は「OSK日本歌劇団の舞美りらとして大阪松竹座のステージに立つことはもうないのだと改めて実感いたしました。私の大好きな上級生の方に『大阪松竹座の舞台では、歴代の上級生の方々がいつも見守ってくださっているよ』と教えていただきました。そのお言葉を胸に毎日心を込めて舞台に立ちました」と振り返った。 2人は引き続き、7月13~21日に京都・南座「レビュー in Kyoto」、8月711日に東京・新橋演舞場「レビュー 夏のおどり」で舞台を務め、卒業する。
報知新聞社