「考えるな、感じろ!」芸能界一飛ばす男ユージに大本研太郎コーチが教えたパッティングの極意はブルース・リーのあの言葉!?
○ POINT 現実の世界でラインを読み、イメージの世界で打つ パッティングで大切なのは、読み、狙い、距離感、方向の4つ。傾斜やグリーンのスピードの「読み」は思考を伴う現実の世界だが、実際に構えて打つ「狙い」「距離感」「方向」の段階では、何も思わず感じたままにイメージの世界で打てるかが重要だという。
イメージの世界へスイッチを入れる
大本 読みという現実の世界から、実際に打つイメージの世界に移行するには、切り換えスイッチが必要なんですよ。 ユージ スイッチですか! ますます話がおもしろくなってきました。 大本 スイッチは、ボールの後ろからラインを眺めると見えてきます。 ユージ どこを見ればいいんでしょうか? 大本 たとえば上りのフックなら、右手にパターを持って、ボールから5歩離れたラインの真後ろに立ちます。カップとボールを含めた全体的な景色をぼんやりと眺めて集中するんです。 ユージ 集中する……。 大本 そうです。ぼんやりとです。どこかを凝視する必要もありません。こうすることで、距離や方向やラインを感じることができます。見ているようで、見ていない。 ユージ 距離や方向は? 大本 考えちゃダメです。景色をイメージ化できれば、体が自然に反応してくれます。ちゃんとその方向に構えて、その距離で打てるようになってきます。パッティングが上手いプロは、この方法で自分のベストパフォーマンスを引き出しているんですよ。 ユージ 無の境地! 見るんじゃなくて感じるんですね。
STEP 2 カップの向こうからも傾斜を確認
STEP 3 ボールの5歩後方で正対して素振りする
STEP 4 ぼんやりと景色を眺めてイメージの世界に入る
STEP 5 映像化した景色が消えないように移動
STEP 6 1度だけチラ見してターゲットを確認
STEP 7 アドレスしたら間髪を入れず始動