元日本代表・浅野博亮さん、フランス戦は「もつれる」と予想 今の日本バレーは「世界で通用する」【ネーションズリーグ】
■FIVBバレーボールネーションズリーグ 男子予選ラウンド 第3週 オランダ戦で勝利を収め、大会の通算成績を7勝3敗とした男子日本代表はファイナルラウンド進出を決めた。試合の解説を務めた元日本代表のアタッカー・浅野博亮さん(33)は、今の日本バレーは「世界で通用する」と評価。次戦、22日のフランス戦は「もつれる」と予想した。 土井敏之アナウンサー:日本はオランダにセットカウント3対0で勝利しました。放送の解説を務めていただきました浅野博亮さんです。浅野さん日本の試合、今日はいかがでしたか。 浅野さん:いや~もう素晴らしいの一言でしたよね。本当に日本がやりたいことを全てうまくやれていた、それぞれの役割を果たしていた、という印象が強いですね。 土井アナ:序盤から髙橋健太郎をうまく使ってきましたよね。 浅野さん:そうですね。やはり前半に髙橋選手の真ん中の攻撃を見せておきながら、真ん中のバックアタック、髙橋健選手をおとりに使ってからの石川(祐希)選手や大塚(達宣)選手の攻撃っていうのは素晴らしかったですね。 土井アナ:アウトサイドヒッターとして石川はこれまで通りしっかりと結果を出しましたが、大塚のプレーに関してはどうでしたか。 浅野さん:いや、もう今日はもう素晴らしかったですね。サーブでも狙われる場面ありましたが本当にビッグサーブをしっかり上に上げて、サービスエースをとられることなく我慢していましたし、アタックに関してもやはり落とさず、決めに行くんじゃなくてしっかり効果率を意識したような打ち方をして。結果、最終的な点数を取ってるっていう本当に素晴らしい判断をしていたのかなと思います。 土井アナ:そしてセットカウント2対0で迎えた第3セットは、相手に10対6とリードされて、そこからの逆転はやっぱり西田(有志)の爆発。 浅野さん:いや本当にそうですね。これぞ西田って形で、スパイク2本決めた後のサーブを2から3本を効果的に打って。また最後スパイクを決めて、締めくくって大逆転というこれはもう本当に世界の西田だなっていう印象でしたね。