交通事故防止で「今が正念場」 警視庁が秋の安全運動出動式
秋の全国交通安全運動(21~30日)が始まるのを前に、警視庁は20日、東京都中央区で白バイやパトカーの出動式を実施した。日下真一交通部長は「交通事故死者数は昨年を大幅に上回るペースで推移している。年末にかけて死亡事故が多発する傾向にあり、今が正念場だ」と訓示した。 出動式には、交通機動隊や高速隊の隊員ら約20人が参加。赤色灯をつけるなどして車両を点検した後、取り締まり現場に向かった。 警視庁によると、19日時点の都内の交通事故死者数は99人(速報値)で、前年同日比13人増となっている。