海外から派手な女性用の「パンツ」が届いた!妻が買ったと思い代金を支払ったけど「身に覚えがない」とのこと…泣き寝入りするしかない?
代引きで荷物を受け取ったが中身に身に覚えがなかった場合、どのように対応すればいいか分からない方もいらっしゃるでしょう。これらの悪質行為は「送りつけ商法」といい、注文していない商品を一方的に送りつけて、商品代金や送料を請求してきます。 今回は、身に覚えのない商品が送られてきたときの対処法を解説します。いざというときに落ち着いて対応できるよう、ぜひ最後までお読みください。
身に覚えのない荷物は受け取らなくていい
身に覚えのない荷物が届いた場合には、受け取りを拒否できるようです。のちに商品に対する金銭を請求されても、支払う必要はないでしょう。 もし代引きで荷物が届いた場合、受け取りや支払いはせず、一度配送業者に荷物を持ち帰ってもらいましょう。配送業者によって異なりますが、1週間ほど荷物の保管が可能です。 なかには家族や友人が、サプライズで荷物を送ってきたケースも考えられます。まずは宛先を確認して、見知らぬ人からの荷物であれば心当たりがないか家族に確認しましょう。
荷物を受け取ってしまった場合の対処法
頻繁にインターネットで商品を購入している方のなかには、開けるまで気づかないケースもあるかもしれません。 その場合には「特定商取引法」にもとづいて、荷物を直ちに処分しましょう。一方的に送りつけられた商品(売買契約にもとづかないで送付されたもの)は、たとえ受け取ってしまっても、自分たちで処分してもいい決まりとなっています。これは、海外から日本国内に住む人に送られた場合も同様です。 もしも代引きで荷物を受け取ってしまった場合には、そのお金を返還するよう請求できるようです。販売元や発送元に連絡をして、返金するよう伝えましょう。対応に応じない、連絡先が分からないなど困りごとがある場合には、消費者センターや消費者ホットラインへ連絡すると安心です。 この際に注意が必要なのが、海外から届いた商品を返送することです。届いた荷物が万が一模倣品であった場合、関税法上の問題となる可能性があります。安易に返送せず、まずは消費者センターに相談しましょう。