<来週の虎に翼>伊藤沙莉“寅子”と岡田将生“航一”は東京へ…仕事では“原爆裁判”を担当する
伊藤沙莉がヒロインを務める連続テレビ小説「虎に翼」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。第20週となる「稼ぎ男に繰り女?」が8月12日(月)より放送される。 【写真】寅子(伊藤沙莉)のことを愛おしそうに見つめる航一(岡田将生) ■「虎に翼」とは… 同作は、日本で初めての女性弁護士の一人となった三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリー。昭和の初め、女性に法律を教える日本で唯一の学校へ入学し、法曹の世界に進んだ、伊藤演じる主人公・猪爪(佐田)寅子。出会った仲間たちと切磋琢磨しながら、日本初の女性弁護士で後に裁判官となり、困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開く寅子の姿を描く。脚本は吉田恵里香氏が担当する。 ■第20週「稼ぎ男に繰り女?」あらすじ 第20週では―― 昭和30(1955)年、寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は東京に戻ることになる。杉田(高橋克実)らに盛大に見送られた寅子は、優未(毎田暖乃)と一緒に登戸の猪爪家に戻ってくる。 するとそこでは、結婚したら家を出るべきだという花江(森田望智)と、結婚しても同居し続けたいと主張する直明(三山凌輝)が対立していた。どちらの言い分も分かり頭を悩ませた寅子は、航一に相談する。そして猪爪家で家族会議が開かれ、航一も同席する。 そんな中、寅子は東京地裁の判事として、“原爆裁判”を担当することになる。 ――という物語が描かれる。 ■第20週予告動画 公式ホームページ掲載の予告動画は、航一の「義母(はは)の百合さんです」という声と共に寅子と優未が航一の義母・百合(余貴美子)に挨拶(あいさつ)をしている姿から始まり、猪爪家では「トラちゃんもその人と結婚すんの?」と問われ「はて?」と答える寅子が映し出される。 次の場面では「原爆を投下した行為は、国際法に違反するとして…」「日本政府に賠償を求める訴えを起こしている」と語られる中、桂場(松山ケンイチ)が厳しい表情で新聞を見つめる様子や、かつて寅子が勤めていた弁護士事務所の元上司・雲野(塚地武雅)が轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)に語りかけるシーンが流れる。さらに「犠牲者の方々とどう向き合い、これからの教訓とするのか」という言葉を背景に、重い表情の航一が映る。 そして、寅子の「あの戦争とは何だったのか」と真剣な表情で語る場面から一転、轟とよねが勢いよく「じゃんけんぽん!」と向き合う場面が流れ、動画は幕を閉じる。 日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ女性・猪爪(佐田)寅子の人生に、この先さらにどんな展開が待ち受けているのか注目が集まっている。