残り17秒で逆転ディープスリー ライジングゼファー福岡、劇的勝利でクラブ新19連勝【Bリーグ2部】
◆りそなBリーグ2部(B2)神戸74―76福岡(28日、兵庫・西宮市立中央体育館) 西地区首位のライジングゼファー福岡が、試合終盤に逆転し、クラブ最長を更新する19連勝を飾った。 ■一丸で快進撃!仲良し自撮り14ショット【写真】 10月27日の奈良戦から負けなしの福岡は、この日得点源の一つであるフリースローの成功率が低く、第3クオーター(Q)を終えて56―59と3点のビハインド。第4Q残り51秒で71―74と追い詰められた。しかし直後にジャスティン・バーレルがフリースローを2本成功させると、残り17秒で西川貴之が3点シュートラインよりかなり手前からの「ディープスリー」を決め、劇的な逆転勝利を収めた。 西川は「思った以上にハードに攻められ、なかなか自分たちのリズムでプレーすることができなかった。本当に厳しい試合だったが、勝てたことが唯一良かった点かな」とほっとした表情。今年最後の試合となる29日の神戸戦に向けて「しっかり修正して、明日は良い内容でプレーすることが求められている」と気を引き締めた。 浜口炎監督は「試合を通して本当に最後の最後まで苦しい展開が続き、ディフェンスもオフェンスもうまくいかない場面が多かった。それでも選手たちはよく我慢して、最後のワンチャンスをしっかりものにしてくれた。第4Qの終盤でゾーンディフェンスが機能し、そこからなんとか巻き返して逆転することができた」と喜びを口にした。