海外で子育て “日本語教育”に悩む親「子どもが必要性を感じていない」 バイリンガル教育のメリット&デメリットは?
現役保育士の育児カウンセラー・てぃ先生は、親たちの「優しさ」を指摘し、「『子どもの可能性をつぶさないように』『人生において何ひとつ失敗させないように』という、優しい親心がある。まつむらさんが『日本語を習わせておきたい』と考えるのは、可能性を少しでも広げてあげたいから。一方で、子ども自身はそれを望んでいないとなると、誰の役に立っているのかと疑問に思う」との見方を示した。 まつむらさんは、この意見に「確かに、学べるタイミングで、できるだけ学んで欲しいとの思いはある」と理解を示しつつ、「日本で育った人と同程度の日本語にはならなくてもいい」とも語る。「大きくなって言葉が通じなくなると、私側の家族(子どもの母方)との関係性が薄くなってしまうため、話せるようになって欲しい」と述べた。 (『ABEMA Prime』より)