「150キロ狙っていた」 和田毅が引退後初めてテレビ・ラジオに出演
Q、41歳で149キロ、あのときはどんな気持ちだった? 和田:あの日は初球に投げたのが145キロだったんですけど、そんなに腕振っていなかったけど出たので、これはもしかしたら自己最速がでるんじゃないかという予感はあったので、1球ごとに力を入れて投げた4球目が149キロだった。実はあそこ150キロを狙ってたんですけど、でもやっぱり出なかったです。(笑)ねらいにいったんですけど身体がついてこなくて全身つっちゃたんですけど、それ見て年だなって思いながら。 ◆同期・新垣渚「何か嫌な雰囲気がして電話をとらなかった」 和田と同期入団の盟友・新垣渚は番組を通じてメッセージを送った。 新垣:引退の連絡は(会見の)前日夜。何か嫌な雰囲気がしてとらなかったんですよ、(和田)毅の電話。「王将」でとっていい電話なのかなと思いながら、すぐ(また)電話がかかってきて「渚、おれもう引退する」というのを聞いて、飯を食ってましたけど一瞬で喉を通らなくなって「嘘だろ、こんなところで聞いていい話なのかな」と思いながら、僕は「そうか、(来年も)やると思ってた」と話して「お疲れさまでした」と言いました。英気を養ってまた野球界に戻ってきてください。てか、一緒にご飯食べに行きましょう。お疲れさまでした。 和田:嬉しいですね、王将だとは思わなかったです。でも、僕もこの時期に連絡があると「あっ」と思うので、(新垣も)そうだったんですね。 Q、同期は特別な思いがあるものですよね。 和田:やっぱ特別ですね。ライバルといいますか、同期入団ですし同い年ですし、杉内(俊哉)もそうですけど同じチームでこれだけ切磋琢磨する事ができた仲間は本当に貴重でしたし、本当に彼らがいなければここまでやってやろうという気持ちになれなかった。 ◆「被災地へバス」「1球投げるごとにワクチン」現役生活と社会貢献 和田は2011年、自ら12球団の選手たちに呼びかけ、東日本大震災で移動手段を失った高校球児たちに選手たちのサインが入ったマイクロバスを寄贈した。また、試合では1球投げるごとに10本、勝利投手で20本の感染症予防ワクチンを寄付するという「僕のルール」を決め、世界中の子供たちを救ってきた。2015年からこれまでに寄付してきたワクチンは73万5120人分にも及ぶ。
【関連記事】
- 「逆らったらクビにされる」ペットショップ”勤務中”に起きた性加害 経営者の男(66)が複数の女性従業員に 裁判で明らかになった支配の構図と恐怖心
- 15年以上に及ぶ路上生活と売春 ”睡眠不足になるほど客をとった” 姉への強盗殺人罪に問われた妹(52) 収入はほぼ知人の女に送金と証言 ふたりの不可解な関係
- 「言うことを聞かないと殺される」12歳女子児童に性的暴行加えた20歳の男 通学路で起きた卑劣な犯罪に、判決は懲役6年6か月
- 「財布がなくなった」女子高校生の相談にゲームセンターの店長がとった”とっさの判断”「靴をみました」
- 将来の総理候補が落選した理由~裏金問題だけではない 自民・武田良太氏(56) 3つの敗因