「アルコールは抜けていると…」走行中の特急列車に車突っ込む “飲酒運転”で50歳の男を逮捕 JR鹿児島線は2時間以上運転見合わせで特急・普通列車計65本が運休し約2万人に影響 福岡市
テレビ西日本
23日朝、福岡市南区のJR鹿児島線の踏切で、走行中の特急列車に車が衝突しました。 警察は、車を運転していた50歳の男を、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。 ◆記者 「事故があった踏切です。その近くでは列車と衝突したとみられる車があり、前方が大破しています」 警察などによりますと、23日午前7時ごろ、福岡市南区井尻のJR笹原駅近くの踏切で、走行中だった佐賀発・博多行きの特急列車「かささぎ」の側面に、普通乗用車が衝突しました。 ◆近くにいた女性 「破裂するような音」「大きな音」「見るからに(運転していた男の)顔が赤らめているかなという感じ」 警察官が現場に駆け付け、車を運転していた男を調べたところ、呼気から基準値の2倍近いアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。 逮捕されたのは、自称・福岡市南区井尻の自営業・田中直樹容疑者(50)で、調べに対し「自分の体からアルコールは抜けていると思った」などと話しているということです。 この事故で、列車の乗客にけがはありませんでしたが、JR鹿児島線は、博多・鳥栖間でおよそ2時間にわたり上下線とも運転を見合わせ、JR九州によりますと、特急列車20本と普通列車45本が運休するなどして、およそ2万人に影響が出たということです。
テレビ西日本
【関連記事】
- 電話で暗証番号伝えた後に…通帳とキャッシュカードだまし取られる 銀行員や区役所職員名乗る男の“ニセ電話詐欺” 78歳女性が被害 福岡
- クイーンビートル浸水隠ぺい 第三者委員会が報告書「真の意識改革が成し遂げられていなかった」 JR九州「必要な対応進める」福岡
- 「ぶつかって気づいた」登校中の女子中学生 軽乗用車にはねられ意識不明 運転の男(70)を過失運転致傷で現行犯逮捕 福岡・岡垣町
- 生後2カ月の次男をベッドの上に落下させ脳に後遺症をともなうケガをさせた疑い 33歳巡査長を傷害容疑で書類送検 福岡県警
- 久留米市の住宅侵入強盗事件 公開手配の2人をさいたま市内で確保し逮捕 他3人と共謀し現金や腕時計など奪った疑い 福岡県警