西村優菜は先週の悔しさをバネに「食らいついていきたい」【日本勢コメント集】
＜フォード選手権 事前情報◇27日◇セビルG＆CC（米アリゾナ州）◇6734ヤード・パー72＞ 開幕直前！ 西村優菜は何を語る？【動画】 「正直、自分向きのコースではないと思うんですけど、攻めのゴルフを徹底してできれば」。大会を中継するWOWOWのインタビューで、西村優菜は米本土2戦目への意気込みを語った。 先週のロサンゼルス戦「ファーヒルズ朴セリ選手権」では最終日に「74」と崩れて、27位タイに終わった。それまでの3試合は「68」「66」「67」といずれも最終日に好スコアをマークしていたが、LAでは“不発”。悔しさを残したままコースを後にすることになった。 今週はその屈辱を晴らす舞台となるが、厳しい戦いを強いられることになりそうだ。昨年にアリゾナ州で開催された「LPGAドライブオン選手権」では予選落ち。「アリゾナの雰囲気は好きなんですけど、グリーンの感じはあまり好きじゃない」と苦笑い。「フェアウェイもズドンと広くて、ずっとまっすぐ。トリッキーではないけど、正直自分向きのコースでなはい」と距離が長いことを懸念している。ドライビングディスタンス241.16ヤード（132位）と、ロングヒッターではない西村にとって「タフなコンディション」となる。 「伸ばしあいになってくると思う。自分のプレーに徹して、食らいついていけるように頑張りたいです」と意気込んだ。 ■先週はスロープレー判定が出される“ドタバタ”があった稲見萌寧 「先週は日本にはない雰囲気のコースで、やりがいがあると最終日に勝みなみさんと話していました。そこで気づいたことで、今意識しているのがショートゲーム。これまで54度（のウェッジ）1本でアプローチしてきたけど、それだと厳しいので、いろいろな番手でのアプローチ練習を始めた。楽しみながらやってます。今週は、私でも（2オンを狙って）届くパー5が半分ある。そこでしっかり獲っていくことが大事。予選通過を余裕でクリアするのが一番の目標です」 ■米ツアー2戦目で初の予選通過へ意気込む吉田優利 「（先週は）なかなかショットがうまくいかなかったうえに、ショートゲームでも拾えなかった。今週はかなり広くて、ラフがないコース。グリーンはかなり芝目があるので、そこを読み切れたら。（芝質が変わるのは）仕方がないし、みんな同じで、アメリカツアーの一番面白いところだと思う。先週とは全然違うコースだけど、4日間しっかり戦えることが自分の経験値を積むことにつながる」 ■今季初の予選通過を目指す渋野日向子 「アップダウンもそんなにないし、グリーンもかなり大きい印象。ラフもそんなにないし、ビッグスコアが出そうなコース。パー5でしっかりバーディを獲りたい。（距離が）長いパー4もあったりするので、そこをなんとかパーで乗り切れるかも重要だと思う。4日間戦うことが自分にとっては大事。そこを目標にして頑張りたい」 ■先週の最終日に「67」を出し状態も上向きの勝みなみ 「（先週の最終日は）自分のゴルフを信じようと思って回った結果が4アンダーにつながり、すごく自信につながった。今週は先週とは少し（雰囲気が）違って、そこまで長くないし、風が吹かなければビッグスコアが出せるとコースだと思う。池に囲まれるパー3や、傾斜で池に吸い込まれるところもあるので気をつけながら。粘って、バーディを獲ることを意識して楽しく回りたい」 ■先週は昨年9月以来となる予選落ちを喫した畑岡奈紗 「今週はガラッとコースの雰囲気も違うので頑張りたい。（アドレス時に）ボールの位置が右足のほうに入りすぎていて、それで打点が合わなかった。その位置を少し左足のほうに動かしたらスイングの感じもよくなったので、それを忘れずに。フェアウェイも広いし、どんどん振っていきたい。初めてのコースだけど伸ばしあいが想定される。しっかりついていって一日ずつ伸ばしていければ」 ■先週はポアナ芝と強風に苦しんだ古江彩佳 「（先週は）トリッキーなコースなのに芝が厄介で、風も強くて、難しいコースだった。今週は（先週より）マシかな。バーディー合戦になると思うので、フェアウェイキープとパーオンをして、パッティングを打っていけるようにしたい。今週も集中して上位を狙っていけるように4日間頑張りたいと思います」 ■先週は強風の中、好プレーを見せた笹生優花 「やっと予選通過したって感じだけど、3年かけて準備した試合だったので、いい経験になった。（今週は）パー5がセカンドで届く距離に多いので、パターが入れば風があってもなくてもスコアは出るんじゃないかな。楽しんでいい一週間になるように頑張りたい」 ■好位置での決勝進出をもくろむ西郷真央 「先週は悔しい思いをしたので、今週は自分がどれだけコースにアジャストできるかが大事になってくると思う。風が吹くと影響されやすいコース。グリーンまわりの寄せやグリーンでの距離感でバーディを取りこぼさないようにしたい。ガッつきすぎず、気をつけながら今週も自分らしいプレーで全力で頑張りたい」
