秋バラが咲く「KIOI ROSE GARDEN」（2024年10月21日撮影）

　東京ガーデンテラス紀尾井町（千代田区紀尾井町）4階の「KIOI ROSE GARDEN」の秋バラが咲き始め、来館者の目を楽しませている。（赤坂経済新聞） 【写真】「KIOI ROSE GARDEN」の「シェラ サード」（2024年10月21日撮影） 　同施設内に立つ「赤坂プリンス クラシックハウス」を囲むように、約90種600株のバラが植わる同ガーデン。春と秋の年に2回バラが花を咲かせ、多くの品種の花を楽しむことができる。同ガーデンには、バラの花の下にそれぞれの花の名前が書かれたQRコード付きのプレートがあり、花の名前を確認することができる。スマートフォンを手に多くの人が撮影する姿も見られる。 　西武リアルティソリューションズ運営企画部の矢田文さんは「今年も秋バラの季節がやってきた。春に咲くバラと比べると花数は少なくなり、満開のにぎわいを覚えている方は寂しい印象を持つかもしれないが、秋バラは春に比べて花の色が濃く鮮やかに咲き香りもよく、一輪ずつ、じっくり鑑賞するのに向いている」と話す。 　現在は、白色にピンクの覆輪が特徴の「プリンセス ドゥ モナコ」、深い赤紫色の「バーガン ディ アイスバーグ」、小さめで赤色の花の「トゥルー ブーム レッド キャプテン」、やや赤紫色のある明るい赤色の「ダーシー バッセル」、白地にピンク色の覆輪のある「ストロベリー アイス」、紫がかった濃いピンク色の「シェラ サード」、深めのワインレッド色の「エブ タイド」、赤みがかった藤色の「シャドウ オブ ザムーン」、鮮やかで濃いピンク色の「ピンク ダブル ノック アウト」など、数多くの花が咲いている。これから花を咲かせるつぼみも数多く見られる。 　矢田さんは「バラだけではなく、『赤坂プリンス クラシックハウス』とのシックな組み合わせを、ぜひ写真に収めてほしい」と来館を呼びかける。