通信機器システム開発の宮川製作所(東京)が松山に開発拠点設置へ【愛媛】
東京に本社がある宮川製作所が松山市にシステム開発の拠点を設置することになりました。 宮川製作所はおよそ80年前、電話機のベルなどの部品製造で創業し、現在180人の社員がいます。 今回は、顔認証技術などを用いたシステム開発を行う拠点を松山市に来年1月から開設することになり、28日、県と市とともに県庁で立地協定の調印式を行いました。 去年、県出身2人の社員が県のデジタル関係のセミナーに関心を持ったことがきっかけで、松山市とともに誘致に成功したということです。 宮川製作所の宮川恒太郎社長は「人材の確保が首都圏ではだんだん厳しくなっています。 県内の4大学に新しくデジタル関連の学部ができるということで、この先、デジタル人材の供給が出てくると思っています」などと話しました。新たに立ち上げる拠点「松山ラボ」は7人態勢から始め、4年後には20人とする予定です。