松山英樹 連日の「65」で暫定首位浮上 「よくスコアを伸ばせた」 第2Rも新パターが奏功
◆米男子プロゴルフツアー ザ・セントリー 第2日(3日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC=7596ヤード、パー73) 1打差2位から出た松山英樹(LEXUS)は8バーディー、ボギーなしと連日の65をマークし、通算16アンダーで暫定首位に浮上した。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ、「よくスコアを伸ばせた」と淡々と振り返った。 第1ラウンドでカパルアの自己ベスト「65」をマーク。その勢いは変わらず、この日も8つ伸ばした。4番で2・5メートルを沈めると、そこから3連続バーディー。前半で4つ伸ばし、10番で4メートル、11番で10メートルのバーディーパットを、連続でねじ込んだ。新たに投入したスコッティー・キャメロンのセンターシャフトのピン型パターが、この日も大きな武器となった。 フェアウェーキープ率80%、パーオン率83・33%もショットは「手応えがない」と自らに厳しい言葉をかけた。ホールアウト時点では2位と2打差。毎年伸ばし合いとなるすでに伸ばし合いとなっているだけに、「スコアをできるだけ伸ばさないといけない」と週末へ向け、気を引き締めた。 賞金総額は2000万ドル(約31億4000万円)のシグネチャーイベント。24年のツアー勝者とポイント上位50位までの選手が出場し、予選落ちなしで争われる。
報知新聞社