ゴルフのプロ直伝「自宅筋トレ方法 3選」。飛距離とスコアは“尻トレ”で伸びる!
ゴルフにおける筋トレのデメリット
ーーでは、とにかく腹筋部分とお尻を鍛えればゴルフのスコアが伸びるということでしょうか? もちろん、ゴルフにおいて筋トレは大切です。しかし、やみくもにトレーニングするのはおすすめできません。 ゴルフは、技術面が大切なスポーツなので、筋トレしすぎると筋肉の重さや大きさが変化して感覚が狂ってしまいます。そのため、適度な筋トレとゴルフの練習をバランスよく行いましょう。 また、ゴルフの飛距離アップには、スイングスピードも欠かせません。筋肉を付けすぎるとスイングスピードが落ちてしまうことが考えられます。ゴルフのメカニズムに合った筋トレが大切なわけです。 ーー初心者の方は、過度な筋トレがどの程度なのか理解できないと思うのですが……。 あくまで、ボディビルダーの方々が行うような「見せる」ための筋トレは、ゴルフにおいて必要ありません。週に2~4回の筋トレであれば、バランスがおかしくなって、週末のゴルフに影響が出ることは考えにくいでしょう。 今後、ゴルフを全力でやりたい場合やどうしても体のバランスが心配な場合は、ゴルフ専門のフィットネスクラブに通ってみるのがおすすめです。
週末のゴルフに向けて! 自宅でできる飛距離アップ筋トレ方法
ーープロがおすすめする、自宅でできる飛距離アップの筋トレ方法を教えてください。 そうですね。まずは注意点として、筋トレをする場合はストレッチも実施してください。ゴルフは捻るスポーツなので、体の柔軟性も大切な競技です。筋トレだけ実施して、体を固くしてしまうのは避けましょう。 1つ目は、「スクワットジャンプ」です。スクワットジャンプをおすすめする理由は、お尻の筋肉を鍛えられることや特別な道具を必要としない点です。 足を肩幅くらいに開いてから、膝を曲げて垂直にジャンプしましょう。ゴルフに特化したやり方は存在しないため、インターネットで検索して正しいやり方を調べてください。 残りの2種類は、「サイドランジ」と「ツイストクランチ」です。サイドランジとツイストクランチをおすすめする理由は、ゴルフで大切な体の横の筋肉を鍛えられるためです。この2種目に関しても、特別な道具を必要としません。 正しいやり方をインターネットで検索して、初心者の方は10回×3セットを目標に始めてみましょう。 ーー自宅の筋トレをゴルフに最大限活かす方法はありますか? ゴルフは、瞬発力やスイングスピードが飛距離アップに大切なスポーツです。そのため、トレーニング慣れしている中級者の方は、ゆっくり効かせるだけでなくスピード感を重視して筋トレを行いましょう。初心者の方は、きちんと丁寧に実施してくださいね。 また、週末のゴルフに向けて日頃からストレッチと足を使うことを意識してください。駅や会社では、エレベーターではなく階段を使い、最寄り駅の前で降りて家まで歩くことがおすすめです。 ストレッチに関しては、1時間に1回程度体を伸ばしたり、テレビを見ながらストレッチを実施したりしましょう。