「どちらか1台なんて選べない」アスティナとユーノス 100、オーナーにとっては2台ともメインカーなのである
【マツダ ファミリア アスティナ1500 DOHC×ユーノス 100 1800 DOHC タイプB】 【画像25枚】ホイールはMODEX KS-05の土屋圭市モデルで、サイズは前後とも6.5J×15インチ+38。タイヤはダンロップのル・マンLM703でサイズは標準の185/65R14から、サイズアップし前後とも195/55R15となっている。ブレーキはアスティナと同じく、パッドはWinmaxの競技用でブレーキシューはITTZの競技用を装着している そこから26年乗り続けているため、このクルマで起きるほとんどのトラブルは経験済み。今ではクルマの音、におい、振動などから次にどこが壊れるかも予想できるほど。 アスティナへの愛が深すぎて世界で唯一のアスティナ専門サイト「ASTINATION!」を98年に開設。近年はSNS「mixi」を発信の中心にして、関東、関西でオフ会などを開催し、活発に活動している。 そんな彼の元にはアスティナオーナーからクルマの引き取り手を探してほしいという依頼も多くやってくる。ユーノス100もその1台だ。今回の取材車両のもう1台であるユーノス100は2012年にオーナーの元へやってきた。 もともとメインはアスティナと思っていたが、1.8Lのパワフルなエンジンとボディの程度の良さに周りの友人たちがメインカーにしないともったいないという始末。そんな声に押されて、それぞれのクルマに役割をもたせて両方をメインカーという扱いで日々乗っているという。 クルマへの愛情が深すぎて、どちらか選べないぜいたくな悩みを抱える世界一のアスティナマニアのオーナーなのだ。 先日の熊本地震で大きな被害にあった熊本県と大分県の被災地をまわり、仕事が休みの日をすべて災害ボライティア活動にあてているオーナー。その活動の足として活躍しているのが遠方への移動が楽な1.8Lのユーノス100。被災地への物資を運ぶのにも5ドアハッチバックの利便性は発揮されるが、見慣れない黒いクルマなので怪しまれることも多いそうだ。 ●年式 1990年式 ファミリア アスティナ1500 DOHC ●全長×全幅×全高(mm) 4260×1675×1335 ●ホイールベース(mm) 2500 ●トレッド(mm) 1430/1435(前/後) ●車両重量(kg) 1000 ●エンジン型式 B5型 ●エンジン種類 直列4気筒DOHC ●総排気量(cc) 1498 ●ボア×ストローク(mm) 78.0×78.4 ●最高出力(ps/rpm) 110/6500 ●最大トルク(kg-m/rpm) 12.9/5500 ●サスペンション 前後ともストラット式独立懸架 ●ブレーキ 前油圧式ディスク/後油圧式ドラム ●タイヤサイズ 前後とも185/60R14 82H ●発売当時価格 144.5万円 ユーノス100 1800 DOHC TYPE B ●年式 1990年式 ●全長×全幅×全高(mm) 4260×1675×1335 ●ホイールベース(mm) 2500 ●トレッド(mm) 1430/1435(前/後) ●車両重量(kg) 1030 ●エンジン型式 BP-ZE型 ●エンジン種類 直列4気筒DOHC ●総排気量(cc) 1839 ●ボア×ストローク(mm) 83.0×85.0 ●最高出力(ps/rpm) 135/7000 ●最大トルク(kg-m/rpm) 16.0/4500 ●サスペンション 前後ともストラット式独立懸架 ●ブレーキ 前後とも油圧式ディスク ●タイヤサイズ 前後とも185/60R14 82H ●発売当時価格 181.3万円 初出:ハチマルヒーロー2017年1月号 vol.39
Nosweb 編集部