Smariで「メルカリ商品の自宅発送」が可能に! 留守でもオートロックを開錠する方法とは?
三菱商事が展開する、EC・レンタル商品の発送・返却・返品サービスのSmari。このサービスを使えば、コンビニ・駅に設置されたボックスのほか、自宅の宅配ボックスからでも荷物の発送ができます。一般的な宅配ボックスが荷物の受け取りにだけ対応しているのに対し、そのボックスを発送にも使えるというのが、Smariの特徴です。 Smariを使えるレンタルサービスやフリマアプリは徐々に増えています。そしてこの9月から、大手フリマアプリのメルカリでもSmariを使って、匿名配送サービスである「らくらくメルカリ便」などを利用できるようになりました。本記事では、このSmariの魅力についてお知らせします。
宅配ボックスから荷物を発送できるのが大きい
コンビニや運送業者の営業所に行かずとも、家に設置した宅配ボックスからモノを発送できるのが、Smariの大きな魅力です。2023年にリリースしたSmariは、対応サービスを増やしており、Yahoo!オークション、メルカリなどのフリマアプリでの商品発送のほか、ファッションレンタルサービスのairCloset(エアークローゼット)などで借りた商品の返却時にも使えます。 Smariのシステムのキモになるのが、対応宅配ボックスに貼られたQRコードです。たとえば、らくらくメルカリ便をSmariで発送する場合は、ユーザーは宅配ボックスに荷物を入れてから、メルカリのアプリで発送方法にSmariを指定。アプリから宅配ボックスのQRコードを読み込むと、画面に暗証番号が表示されるので、その番号でボックスをロックします。すると、宅配ボックスの位置と暗証番号が運送業者に通知され、配送スタッフが荷物をピックアップできるという仕組みです。 2023年にスタートしたSmariは、もともとコンビニのローソンや駅に設置されたボックスのみに限られたサービスでしたが、首都圏の住宅にも対応範囲を拡大。そして、2024年9月以降は、メルカリへの対応と同時に、全国の住宅からの発送が可能になります。