巨人の“鹿児島男”岡本和真、打率3割8厘 過去4戦2発「今回の1試合しか見に来られない人にも喜んでもらう」
巨人・岡本和真内野手(27)が8日、得意の鹿児島で、G党に歓喜をもたらすことを誓った。桜島を眺めながら飛行機で現地入り。9日にヤクルトと、今季初めて地方開催での試合に臨む。過去4戦で2本塁打、打率3割8厘と相性がよく「今回の1試合しか見に来られない人もいると思いますし、東京ドームでの試合はもちろんのこと、今回も鹿児島に来てくれる人とか見てくれる人に喜んでもらえるように頑張りたい」と決意を込めた。 【動画】岡本先制2ラン&坂本2者連続弾で阪神に開幕連勝 鹿児島では18年に右越えソロ、直近の19年には左翼席に豪快弾をたたき込んでおり、今回打てば“2戦連発”だ。地方球場にも強く、昨季は5試合で打率3割8分9厘、2本塁打、4打点。「しっかり打てるように頑張りたいと思います」。本拠地以外での試合の場合、普段と違う環境に戸惑う選手も少なくないが、主砲が動じることはない。 ここまで開幕から全9試合に「4番・一塁」で出場。リーグ2位の打率3割6分4厘を記録し、1本塁打、6打点と好スタートを切っている。現在は4試合連続長打をマーク。得点圏の場面での打率は6打数3安打の5割で4打点をマークしている。「得点圏で打てていることはいいかなと思います」。開幕から全試合スタメンの丸が右太もも裏の張りを訴えて今回の遠征を回避しており、より一層背負うものは大きい。「もっといい状態に上げていきたい」と意気込む岡本和が先頭に立って、代名詞のアーチを鹿児島の夜空に描く。(宮内 孝太)
報知新聞社