日中首脳会談、15日に開催へ 首相就任後初、ペルーで
石破茂首相は、中国の習近平国家主席との首脳会談を南米ペルーの首都リマで15日に開催する方向で調整に入った。石破首相の就任後初会談で、両者がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するのに合わせて実施する。日本政府関係者が12日、明らかにした。会談では、日中の共通利益を拡大する「戦略的互恵関係」の推進を確認する見通しだ。 林芳正官房長官は12日の記者会見で、中国など各国との首脳会談は調整中とした上で「日中にはさまざまな可能性と数多くの課題や懸案が存在している。首脳を含むハイレベルの対話や意思疎通は重要だ」と強調した。 首相は会談で、中国軍機が8月に初めて日本領空を侵犯するなど、活発化する中国の軍事活動への懸念を伝えるとみられる。中国政府は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出に伴い日本産水産物の輸入を全面停止しており、輸入再開に向けた取り組みが議題となる可能性もある。 首相はペルーで15日にバイデン米大統領、16日には韓国の尹錫悦大統領との会談も調整している。