巨人・坂本勇人2号で岡本和真と通算31度目アベック弾 新旧主将そろい踏みなら24勝6敗1分け勝率驚異の8割!
◆JERA セ・リーグ 巨人9―4広島(12日・東京ドーム) 経験が詰まった一発だった。2点を追う2回1死、坂本は普段より左足を大きく上げてタイミングを取ると、九里の甘く入った変化球をジャストミート。左翼席中段に飛び込む2号ソロで反撃ののろしを上げた。「練習で全然良くなかったので、今日は自分の感覚的にああしたほうがいいかなと。一本出て良かったです」。4回にソロを放った岡本和と今季2度目、通算31度目のアベック弾。これで新旧主将がそろって打った試合は24勝6敗1分け、8割の高勝率となった。 【動画】岡本和真、反撃の暫定3冠3号ソロ 2―4の6回1死満塁では、九里の内角直球がユニホームをかすめて死球となり、押し出しで1点を返すことに成功。オコエの逆転打につなげた。「強いジャイアンツを継続してつなげていくのは、レギュラーとして出ている選手の使命」と話すベテランが、5番にどっしりと構えているからこそ、岡本和も若手も輝ける。「逆転できて、みんなで勝てたんで良かったです」。今年も背番号6がチームを支える。(井上 信太郎)
報知新聞社