BALLISTIK BOYZが初武道館「この景色がずっと見たかった」
今年デビュー5周年を迎えたBALLISTIK BOYZ(以下、BBZ)が自身初となる日本武道館公演『BALLISTIK BOYZ LIVE 2024 “BBZ EVOLUTION”』を11月6日に開催した。グループ最大規模となるキャパシティで、タイトル通り進化した姿を見せた彼らは、新曲『SAY IT』を含む全27曲を披露した。 BALLISTIK BOYZ、初めての日本武道館でのライブパフォーマンス BBZ、そしてファンの目標でもあった日本武道館。満員の会場が暗転し、オープニング映像が流れると、白のキラキラ衣装に身を包んだメンバーが登場! 歓声が飛び交う中、本日が初披露となる『7』で日本武道館公演がキックオフした。吹き上がる炎と真っ赤なステーテージライトに照らされながら『HIGHER EX』『ANTI-HERO’S』をパフォーマンス。興奮を高め続ける演出に客席は熱狂した。『VIVA LA EVOLUTION』でさらに盛り上げると、松井利樹が「BALLISTIK BOYZ第一章終わらせに来ました。まだまだいけるか武道館!」と客席を挑発! 強めなラップが響く『We Never Die』では終始煽り続け、『Ding Ding Dong』『PASION』と序盤から会場は興奮のるつぼと化した。 メロウなバンド演奏が会場を包みこむと、ステージに女性ダンサーが登場。ムーディーな空間でボーカルの日髙竜太、加納嘉将、砂田将宏、深堀未来が『Animal』を披露する。そのまま4人で『good day good night』を歌唱。踊らず、美声で魅せるステージにファンは酔いしれた。今度は海沼流星、奥田力也、松井利樹の切ないラップが耳に残る『Lonely』を披露。アコースティックバージョンの『In My Head』は7人とファンの大合唱となった。 MCコーナーに突入すると「やっと喋れる武道館!」と砂田は大喜び。ステージから会場を見渡し、「この景色がずっと見たかった」と感無量の様子。7人で横に並んで最高の景色を眺めながら『All About U』を心から楽しそうに歌い、ハッピーな空気を纏いながらこの日初披露の『360°』をパフォーマンス。『ラストダンスにBYE BYE』ではメンバー同士でハートを作るなど愛嬌も披露。爽やかな歌とダンスでファンに笑顔を届けた。 衣装を着替え、『Drop Dead feat.TRINITY』でボルテージを爆上げ。EXILEのカバー曲の『Touch The Sky』の後は、奥田が「この曲でブチ上がっていこうぜ」と煽り『God Mode』『Most Wanted』で会場を大いに揺らす。『テンハネ -1000%-』では力強い歌とダンスだけでなく、メンバー全員でアクロバットも披露し、ファンは大興奮! 単独公演では『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2020 “BBZ”』以来のメンバー全員でのアクロバットとなった。海沼が「これから皆さんと1つになって楽しむ楽曲にしたいと多います」と言うと『Meant to be feat. F.HERO & BOOM BOOM CASH』に突入。「タオルを回せ!」と言う海沼の掛け声と共に客席もその場でタオルを回して盛り上がった。砂田が「もう冬だけとこの曲やらないとバリ始まらないでしょ」と口にすると『SUMMER HYPE』がスタート。客席はメンバーと一緒に腕を上下に揺らし、真夏のように温度も上昇! 『Life it Party』では画面にバナナが出てきて奥田がスーパーモードになる一幕もあった。 12月4日発売のニューシングル『SAY IT』もパフォーマンス。懐かしさ感じるポップなメロディとダンスで会場に爽やかな風をもたらした。ライブ本編のラストは『N.E.X.T』。本日でグループの第一章を終え、ネクストステージへと向かう彼らの決意表明とも受け取れる、感情のこもった歌唱だった。 アンコールを受け、再びステージに戻ってきたBALLISTIK BOYZ。それぞれのソロステージも含めた激しいダンストラックを披露し、LDHアーティストのDNAを見せつけた。『24karats TRIBE OF GOLD』ではあまりの盛り上がりで服を脱ぐメンバーも。また、ファンのリクエストに応え(?)『PASION』は何度もおかわりパフォーマンスし、客席も汗だくになって大盛り上がり。「やりすぎだよ(笑)」と砂田は笑っていた。そして日髙が「最後はこの楽曲で。皆さんとニューストーリーを歩めたらなと思います」と口にすると7人でスタンドマイクを握りながら『HANDS UP』を披露。ラストのサビでは頭上に銀テープが舞い、BALLISTIK BOYZは全力の歌声を届けた。第一章を終え、ネクストステージへと向かう彼らの勇姿をファンは最後まで見守っていた。