<センバツ>習志野が小刻み得点、初の8強入り 星稜、打線つながらず
◇第91回選抜高校野球2回戦 ○習志野3-1星稜●(28日・甲子園) 習志野がコンパクトな打撃で星稜の右腕・奥川から小刻みに得点した。四回、竹縄の右前打で同点とし、七回に敵失で勝ち越し。九回には兼子の本塁打で加点した。二回途中から登板した飯塚が打たせて取り、好救援した。星稜は散発6安打とつながらず、八回のけん制死や失策など攻守にミスがあり、奥川を助けられなかった。 【星稜・奥川からソロアーチを放つ習志野・兼子】 習志野・小林徹監督 (初の8強入りは)信じられない。失点を少なくして、前半は我慢して食らいつくことができた。得意な粘りを後半に出せた。 星稜・林和成監督 飯塚投手は直球が球速以上に手元で伸びて捉え切れなかった。前半の好機で1本出ないと。奥川だけでは全国(優勝)を取れない。