地産カレー具材セット 上浮穴高生が商品開発 雑穀や野菜10種使用(愛媛)
上浮穴高校(愛媛県久万高原町上野尻)は森林環境科の生徒有志グループ「くまもるず」が町産の雑穀や野菜を使ったスパイスカレーが作れる具材セット「ぷちきびカレー」を商品化した。水を入れて煮詰めるだけで本格的なカレーを味わえるのが特徴で、防災食としても注目されそうだ。 ぷちきびカレーは、タカキビや地トウキビ、ピーマン、トマト、シイタケなど10種類以上の野菜を乾燥させて使用。くまもるずは5月ごろから商品化に向けて取り組み、タカキビをひき割りにして調理時間を短縮したほか、調理の順序やスパイスの調合など生徒が何度も試行錯誤して商品化にこぎ着けた。
愛媛新聞社