「打ち勝つ試合はほとんどない」阿南光の最速146キロ右腕・吉岡暖相手でも…熊本国府、スタイル貫き8強だ!【選抜高校野球】
第96回選抜高校野球大会第6日は23日、雨のため順延となり、この日出場予定だった6校が兵庫県西宮市の甲子園球場の室内練習場で調整した。 ■九州勢はここまで3勝【選抜組み合わせと結果】 春夏通じて甲子園初出場での8強入りを目指す熊本国府は、打撃やゴロ捕球の練習などを行った。 対戦する阿南光の吉岡は最速146キロの好投手。熊本国府は打撃マシンで150キロの球を打ちこみ、打撃投手がフォームをまねて投げるなど対策はしている。それでも基本は守り。近江(滋賀)との1回戦で14三振を奪われながらも無失策の堅守で粘り、サヨナラ勝ちした。「打ち勝つ試合はほとんどない。次も守り勝ちたい」と山田監督はチームのスタイルを貫いて勝利を狙う。
西日本新聞社