「#冬色なかつがわ」写真コンテスト開催 岐阜・中津川市が冬の観光資源発掘に挑む
新たな冬季の観光資源を求む-。一般社団法人中津川市観光局は、市内への観光入り込み客数が大きく落ち込む冬季観光需要の喚起策として、インスタグラムを活用した写真コンテスト「#(ハッシュタグ)冬色なかつがわ」を開催している。募集は2月24日まで。事務局では「どのような場所やこと・ものに魅力を感じているのかを把握し、新たな視点での情報発信につなげたい」と狙いを話す。 岐阜県中津川市は銘菓・栗きんとんを筆頭に、紅葉が美しい馬籠宿や付知峡など、夏から秋にかけてピークを迎える観光資源が数多いのに比べ、冬季は圧倒的に少ない。そこでここ数年、同観光局では、季節ごとの需要の平準化を目指した企画を展開している。 今回のコンテストのテーマは「あなただけが知る冬の中津川の魅力」。新たな観光資源の発掘が目的でもあるため、写真の題材の新規性も作品評価の大きな観点となる。また新たな視点からの情報発信を狙っているため、若い世代を中心に利用者が多く、拡散力も高いインスタグラムを活用している。 応募は同観光局のインスタグラムアカウントをフォロー、12~2月の間に撮影した写真に「#冬色なかつがわ」「#中津川市」の二つを付けて投稿する。3月中旬に入賞15作品を発表。最優秀賞には飛騨牛2万円相当が贈られるほか、上位入賞作品は観光用ポスターなどに利用される予定。
岐阜新聞社